沖縄県は、日本列島の南西端に位置し、東西に約1,000キロ、南北に約400キロの広大な海域に浮かぶ大小160の島々から構成され、本土と東南アジアのほぼ中間に位置しています。海上交易で栄えた独自の歴史文化を持ち、コバルトブルーと呼ばれる透き通ったきれいな海は大切な観光資源となっています。
島々を取り囲むサンゴ礁は重要な海の生態系としての役割を担っていますが、近年では、オニヒトデの大発生や赤土流出、そして地球温暖化の影響とされる海水温の上昇がサンゴの白化現象を引き起こしており、沖縄の海は危機に直面しています。
沖縄県民の暮らしと密接に関わってきた海の豊かさや大切さ、そして海洋環境の現状を子どもたちをはじめ多くの人に知ってもらい、行動するきっかけづくりを広げていくために活動しています。