ハイサイ、チームスポットジャンブルの与那嶺圭一でーす。
今年初めての海DO宝のレポーターですよ〜〜!!頑張っていきます。
さぁ、2回目の放送は沖縄市泡瀬にある泡瀬干潟の真正面にあります
博物館カフェ「ウミエラ館」に行ってきたぜーー!!
その日は、ウミエラ館主催の泡瀬干潟の生き物観察会もあったのでまずそこから参加してきました!!
磯の香りが懐かしい、海のない南風原町に住んでいる僕にはとてもワクワクで新鮮な気持ちになりました。
泡瀬干潟はいつも遠くから眺めるぐらいでしたが、今回は干潟の中に入ってみました。
するといろんな生き物や生物を発見、カニやハゼ、藻類や海藻類がいろんな所に生息していてびっくり。
えっ?これただの苔じゃないのと思ったのが、
沖縄本島の3海域(泡瀬地区、屋慶名地区、恩納地区)でしか見られない
貴重なクビレミドロといって、大きさは3センチぐらいのドーム状、見た目はまさにマリモに似ています。
(↓こちらはウミエラの写真。ウミエラ館提供)
他にも、ミナミトビハゼやカニ、ホウシュノタマなどたくさん生き物や生物が暮らしていました。
まさに「海のゆりかご」と言われる所以でした。
干潟の生き物を観察した後は、本題の博物館カフェウミエラ館へ
ウミエラ館は泡瀬干潟の多様性の保護や、たくさんの人に干潟の魅力や海の大切さを伝える拠点として
2011年4月にオープンしたそうです。
店内は泡瀬干潟の180度パノラマビューが楽しめ、地産地消にこだわったメニューを広大な景観を眺めながら、
優雅に味わうことができます!!
また泡瀬干潟から採取された200種の貝殻や干潟の写真などを展示していて、
発見や驚きでたくさんたのしめましたよ〜。
そして常設している高性能スコープはバードウォッチングなどにも最適で、
沖の方まで見えて大人も子供も楽しめます。
他にも貝のアクセサリーや絵はがきも販売していました。
定期的に音楽ライブや講演会、観測会なども開催され、泡瀬干潟の情報発信の場としても知られています。
(↓ ウミエラ館で行われたイベント例。ウミエラ館提供)
実は取材日の4月12日がウミエラ館の閉館日だったんです。
9年間の歴史に幕を閉じる日でした・・・
取材では館長の屋良さんにたくさんお話を聞きました。
印象的な事や思い出に残っていること、
新種を発見した話など最後に色々聞けて本当にありがとうございました。
カフェは閉館しますが、これまで通り観察会を開いて
みんなと一緒に貴重な海の生物に居場所を残していくそうです。
遠くから見るとただの泥地。思い切って踏み込んで見ると、そこは生き物の宝庫。
皆さんもぜひ泡瀬干潟でいろんな生き物を探してみてはいかがでしょうか。
<放送動画はコチラ>