先週17日金曜日、コロナ禍に覆われる前までは、華の金曜日。
沖縄那覇のど真ん中、パレット久茂地前広場で、第1回街マナティを開催しました!
国際通りでマナティスポットを展開して、海洋ごみ問題解決への行動と観光地復活への一助をという
美らビーチクリーンプロジェクトの願いと、
路上飲みが増えているのか、街で目立つごみをなんとかしたい!仕事帰りにマナティしようぜ!というプロジェクトマナティさんのアイデアが、
マッチングアプリ的運命の展開であれよあれよと開催に漕ぎ着けることが出来ました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
そして、マナティの皆さんありがとうございました。
プロジェクトマナティは、沖縄の海岸沿いを中心に、地域との交流を核とした、手ぶらで出来るごみ拾いを提案しています。
https://www.manatii.org/
海DO宝にも幾度となくご出演頂いていますし、知っている方も多いですよね。
彼らが手がけるマナティスポットは、地域住民の方との触れ合いを大事にしながら、
清掃活動でネックとなっている、道具の準備や拾ったごみの後処理という課題を解決するものです。
見た目には、清掃活動をする人が500円を払う!という一瞬耳目を疑う構図なのですが、
痒いところに手が届くばかりか、新しい和を生み出そうという野心的なプロジェクトです。
今回は、そのマナティスポットを援用して、
「集合時間はない、好きな時に来てくれ!もちろん金はいらねぇ。好きなだけ拾ってきな!」
というできる限り非接触を目指したコロナに負けないごみ拾いをする企画でした。
そして、ご参加頂いたみなさまがそれを実践してくれました。
各々のタイミングでお越し頂き、
県都・那覇で夕方4時から夜7時、かりゆしウェアからスーツに私服、
どんな人が来てくれるだろうかという思いは杞憂でした。
面白かったことがあります。
ご参加頂いた方の中には、明らかに「この人、スペシャリストやな」
というべき仕事人の雰囲気を漂わせる方が何人かいらっしゃったのですが、
多くの人が「思ったよりごみ落ちてなかったなー」と帰ってくる中で、
「体が覚えてらっ、何百万本も打ってきたシュートだ」という流川楓ばりの涼しい顔で2〜3袋ドンッと持ち帰ってくる訳ですよ。
これは明らかに違いすぎて、「どこにそんなごみが??」と美らビスタッフもマナティスタッフも聞いていたところがハイライトです。
誰もサボってないんですよ。むしろ皆さんかけがえのない素晴らしい心で取り組んでいただいているんです。
聞くと、街中でも植え込みの中や普通に通っても目の届かないような場所に、
わりかしゴミはありますよとのことなのです。
次回の街マナティでは、そんな彼らの目線を取り入れることが出来ればなぁと
さっそくやる気を出しています。
当日参加した息子から、「パパ、ゴミあったよ、戻ろう」と
永遠に保育園にたどり着かない状況を早く抜けられるようにしなくちゃ。そろそろ遅刻するわ。
街マナティが、いつか那覇の社交場になりますように!