海と日本プロジェクトin沖縄県 海DO宝
今回は私、末吉功治がお送りしますよ!
私がやってきたのは恩納村の真栄田岬!
真栄田岬の東屋から見える景色は絶景ですなぁ。この絶景の真向かいにある商店に、
沖縄の青い海を彷彿させる新しいお土産が誕生したそうです。
新しもの好き、沖縄好き、青い海好きの私はチェックせずにはいられません!
はたしてどんなお土産なのでしょうか。ワクワクしながら店内へ。
お店のカウンターに可愛らしい小瓶がディスプレイされています。
そう、この小さな瓶が沖縄土産の新定番との呼び声も高い、「青い塩」なのです!
粒子がきめ細かく、淡いブルーのお塩。
なるほど、沖縄の海を感じざるを得ません。
それにしてもお塩が青いと不思議な感覚に包まれます。見ているだけでなんだか面白い。
ここで真栄田そば店主の木田さんの提案で、青い塩を使ったある実験をすることになりました。
小皿に盛った青い塩。そしてレモン。小瓶から取り出した青い塩の色合いはとてもキレイ。
木田さんが青い塩にレモンを数滴垂らしてみてと言うのでおもむろにレモンを絞り、
青い塩にかけてみると・・・。
なんということでしょう!?
青い塩が、ピンクのような、紫のような色に変化していきます。
まるで、時間を忘れて海で遊んでいたらゆっくりと沈む太陽とあわせて色を変えていく、
夕暮れ時の海の様。
おっしゃれー!このお塩、おっしゃれ~!
しかしますます不思議な青い塩、この淡いブルーは、なにか人工着色料でも使っているのでしょうか?
そんなことはありません。
実はこの淡いブルーは、「バタフライピー」という青紫の色鮮やかな花を使っているんです。
木田さんはご自分の畑で自家栽培をしていて、
この畑で取れた「バタフライピー」を乾燥させた後に独自の製法で塩に色付けをしているのです。
「青い塩」は木田さんが営む真栄田そばの店頭や、おんなの駅なかゆくい市場でも販売されています。
木田さんにこの青い塩を作ったきっかけを聞きました。
『真栄田岬は「青の洞窟」が有名ですけど代表するお土産がなかったので、
観光でお越しになられた方々の思い出に残る商品が作れないかと考えていたんですね。
そこへ知人から、「バタフライピー」という食べられる青い花があることを教わりまして試してみたら
沖縄のきれいな青い海のような色合いだったので、これを塩に色付けしたら
面白いんじゃなかと思って商品化しました。』
まさにその発想から素材からすべてがメイドイン沖縄!
『青い塩の入った小瓶を眺めながらまた真栄田岬に行きたいなと思ってくれたら嬉しいです』
と、木田さんはニコッと眩しい笑顔をみせてくれました。
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