【2020/6/24放送】#7 造船所見学に行こう！ | 海と日本PROJECT in 沖縄県　～海DO宝～

みなさんこんにちは！
TEAM SPOT JUMBLEの宝眞榮日也美です。

今回私が訪れたのは、糸満市にある新糸満造船（株）。
船舶の建造・修理・点検などを手掛け、 県民の移動手段であり生活に必要な物資を運んでくれる
船舶の安全を陰で支え続けています。
船は島に暮らす私たち沖縄県民の生活にとっては欠かせないものですよね！
そんな船の安全を守るための船の工場を見学させて頂きました！
案内していただいたのは新糸満造船（株）専務取締役の阪本さん。
とても丁寧にお話し頂きながら案内してもらいましたよ！

まず案内して頂いたのは、鉄工部門という船の構造に使われる部品を工作する工場。
構造していたのは船の底の部分。阪本さんによると船の構造は部品を2～3つのブロックに分けて作り、
船台で一つに組み立てて船が出来上がるそうです。
こんな細かい作業をして造り上げていることを知り驚きました。

続いて案内して頂いたのは、なんと船の中のエンジン！！
そのエンジンの点検作業を見学させてもらいました。
初めて見たら、、、船のエンジンの大きいこと！予想以上の大きさでした！
そしてエンジンを間近で見せてもらうと、先程工場で見た細かい部品などがあり、
これを組み合わせたのがエンジンになるんだー！と感動しました。

そして阪本さんが見せてくれたのはエンジンの先についている丸い円柱。
これはプロペラのシャフトになっていて船の心臓を動かす大事な部品なんだそう。
これが軸になり船を動かしてるそうです。

そして新糸満造船（株）ではシンクロリフトという船舶用の大型エレベーターがあり、
船を工場まで移動することができるんです！！
実際に移動する光景を見せてもらいましたが、
徐々に船が持ち上げられ運ばれていく姿はとても迫力がありました！

このシンクロリフト、国内では3台しかないそうです。
貴重なものを見せて頂きました！
その他にも新糸満造船では津波シェルターの展示も行っていて、
中にも入らせて頂き見学することができました。
工場や津波シェルターの見学は地域の学生や一般の方も受け入れているそうです（要予約）。
阪本さんは新糸満造船を通して、安全対策を考慮しつつ沖縄の綺麗な海を守っていきたい。
そして地域の子どもたちにもっと海を身近に感じてもらいたい、
その架け橋になるように見学受け入れも積極的にしていきたいと答えていました。
今回の見学を通して、何気なく乗っていた船にはこうして裏で
安心安全を守ってくれていたんだと実感することができました！

新糸満造船株式会社
糸満市西崎町1丁目6番2
TEL：098-994-5111
営業時間　平日8:00～17:00
　定休日　土・日・祝

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