海と日本プロジェクトin沖縄県 海DO宝(うみどぅたから)
今回のリポーターはTEAM SPOT JUMBLEから村山 靖が担当してきました!
2019年11月15日・16日の二日間にわたって那覇市の沖縄県立武道館で行われた
『第23回 沖縄産業教育フェア 高校生美ら産フェア』に行ってきましたよ。
会場に到着すると、すでに高校生たちの活気にあふれ盛り上がっていました。
なんでも県内の専門高校をはじめ、特別支援学校などの総勢37校が参加し、
生徒たちによる様々な催しで日頃の学習の成果を発表しているそうです。
そして今回、僕が紹介するのが「沖縄水産高校」のブース!
こちらのブースでは水産高校だけあって、マイクロプラスチックの問題や、
ウニに与える餌による成長の違いの研究等、海に関する展示物が多かったです。
そんな中、2本の紐でストラップを作りながら船舶の運用に欠かせない、
ロープワークの基本を教えてくれる組紐体験をさせてもらいました。
生徒「この紐を、隣の紐にかけて…」
「こう?」
生徒「そうです」
「おぉ~なるほど、分かりやすい」
目の前で教えてもらいながら作って行くので、本当に分かりやすく作ることができました。
隣で組紐体験をしていた子どもに話を聞いてみると…
「海が好きだから見に来た。将来は海の仕事をしたい」とのこと。
子どもたちも好きな沖縄の海、長く守っていきたいですね。
そして会場から少し離れた那覇港では、生徒たちが実際に海洋実習に使っている
「海邦丸五世」の一般公開や、小型船での遊覧体験(↓写真)なども行われていましたよ。
海邦丸五世では、操舵室や機関室などを案内してもらい、
そこでも生徒さんたちが分かりやすく説明してくれて勉強になりました。
こちらの船内見学は本当にオススメです。
最後に 県立沖縄水産高校 海洋技術科科長 浦添正太先生に、お話を伺いました。
「高校生美ら産フェアという大きなイベントでの、生徒たちの日頃の学習成果の発表や活動紹介によって、
多くの方たちに海に関することに興味をもってもらい、沖縄の海に関わる仕事をする人が
増えていって欲しいですね。今の高校生たちだけでなく、その先へも続いていって欲しいです」
今の沖縄の海だけではなく、その先の未来をも見据えている浦添先生の言葉は真っ直ぐに胸に刺さります。
そしてその想いは、会場で組紐体験をしていた子どもの様に、しっかりと伝わっているんだなぁと思います。
沖縄の海が好きだから、海の仕事がしたいから、この海を守りたいから、理由はたくさんありますが、
沖縄の海を未来に残すために僕もできることがあるはずと、改めて思い返させるそんな回でした。
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