海と日本プロジェクトin沖縄県 海DO宝(うみどぅたから)
恩納村にある沖縄科学技術大学院大学(通称:OIST)の臨界実験研修施設をご紹介します。
OISTから車で15分の場所 恩納村の瀬良垣漁港。
ここに2016年「OIST マリン・サイエンス・ステーション」が完成しました。
海に面しているため新鮮な海水を取り込む事ができ、生物の長期飼育が可能になりました。
また、OISTとこの研究施設との距離が近い為 スムーズに研究が行えることも利点の一つです。
取材で訪れた日はアメリカ出身のOIST研究員のテレサさんが案内してくれました。
イカ、タコ、サンゴ、海ぶどうなど様々な種類の生物が飼育されていましたが、
ここには原則沖縄の海でとれる生き物しかいないそうです。
研究方法は飼育生物をカメラで撮影し続けたり、数値を記録したり、目視したりと
様々でしたが、共通していることは検証するためにしっかり時間をかけている事でした。
施設ができて3年ですが、既にイソギンチャクやオニヒトデなどの生物で研究成果が発表されていました。
施設を見学した後はOISTに移動。
撮影した動画をコンピュータで解析して研究を重ねている現場を実際に見ることができました。
研究施設が大学に近いこと、そしてその研究施設が海に近いことのメリットを垣間見ることができました。
生物の研究が進み新しい発見が行われる事で、生活や環境保全がより向上することを期待します。
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