海のこども体験2日目は朝6:30に都屋漁港に集合。
早朝にも関わらず子どもたちは元気です笑。
これから乗り込む大型定置網漁の仕組みを説明していただいたのは、読谷村漁協の新垣忍さん。
定置網は都屋漁港から沖合に2.5キロの場所にあること、年に1~2回はジンベイザメが入ることもあることを
教えてもらいました。美ら海水族館で展示されているジンベイザメも、ここ読谷漁協の定置網漁で獲れたそうです!
いよいよ海に出発。
天気も良く、波も穏やか。心地よい風に吹かれながら目的の定置網に向かうこと15分。
大きな網を巻き上げていますが、なかなか魚の姿は見えません。
網を巻き始めて20分ほど経過したでしょうか、浮き上がってきた網の中には色んな魚に交じってウミガメも!
定置網にかかる魚は回遊魚。あまりサンゴ礁に生息する色鮮やかな魚が網に入ることは少ないとのこと。
手のひらサイズから1mを超える大きさまでいろんな魚が見えてきました。
漁師さんたちは魚を大きさや種類で分けていきます。素早く作業することで魚の鮮度を保つんですね。
一方、こどもたちは揚がった海の生き物に興味深々。
獲れた魚は、セリ市場に出す魚、美ら海水族館に展示する魚、海に戻す魚など、目的別に分けていきます。
最後は、船上で獲れたばかりの魚を捌いて、お刺身をいただきました。
ぷりぷりでおいしい!この日いただいた刺身はグルクマ(上)とツムブリ(下)。
漁港に戻った後、希望者はこの日網にかかったアオウミガメ3匹のうち一番大きなカメに乗って記念撮影。
他にも漁港に揚がった色んな魚に興味深々。
10:00からは水揚げされた魚のセリの様子を見学。威勢のいい掛け声が響きました。
続いて11:15からは寿味屋食品さんにお邪魔し、かまぼこ工場見学。
説明してくれたのは工場長の伊良皆高敏さん。シーミーやお彼岸など、沖縄の伝統行事に欠かせないかまぼこ。
県内に約60社かまぼこ生産会社があるそうですが、寿味屋食品さんをはじめ数社が県産魚を使用しているそうです。
都屋漁港で獲れるヤマトミジュンというマグロの餌にもなる小さな魚を使用しています。
美味しいチキアギ(揚げかまぼこ)を食べさせていただきました!
お昼ごはんは都屋漁港内にある、海人食堂。みんなで美味しくいただきました。
休憩後、定置網漁の仕組みの成り立ちと、漁業の種類などについて、読谷村漁協の前田晃さんが説明してくれました。
定置網が360メートルもの大きさであること、魚が逃げにくい構造になっていることを学びました。
そのまま、ミーカガン作りへ。糸満のウミンチュが発明したとされる水中眼鏡です。
読谷村で木工業を営む平商事さんにご協力いただいた眼鏡の木枠とゴムや糸ひもを使用します。
完成した自分だけのオリジナルのミーカガンを持って近くの海へ!!
鹿谷さんから海で遊ぶ際の諸注意を受け、2人ずつミーカガンをテスト。
使える使える!ミーカガンを使いながら、しばらく海辺で遊びました。
ホテルに戻って休憩。
お風呂のあと、散歩しながらむら咲むらの施設で遊んで、少しリラックス笑
あしたに備えてまとめ学習、2日目も無事終了。