いよいよスタートしました、海のこども体験学習!
きょう10月17日(土)と18日(日)の2日間、県内19人の小学5年生・6年生が海の学びを体験します。
新型コロナウイルス感染症対策のため、北部にある沖縄美ら海水族館のプログラムについては、長距離バス移動を回避するために、オンラインでの開催となりました。
まず最初のオリエンテーションでは、子供たちが自分の名前を書き込んだ名刺を準備。参加者同士の名刺交換からスタート。
2日間の短い期間ですが、このメンバーでいっしょに体験したんだ、と振り返ってもらえたら嬉しいです。
最初のプログラムはサンゴとサンゴ礁について。
地球の海の1%しかないサンゴ礁が、どれだけ多くの海の生き物を育む大切な場所なのかということについて学びました。
サンゴが食事をする様子や、サンゴが大きく成長していく動画を見ながら、ふだん動くサンゴを見る機会がない子供たちは本当に動物なんだ!と感心した様子でした。
つづいて美ら海水族館のバックヤードをオンラインで体験しました。
通常見学できる水槽以外に、大きな予備水槽があり、そこでたくさんの水族館の生き物が保護されています。
サンゴの産卵や魚類の赤ちゃんの誕生をはじめ、水族館の裏側のお仕事について学びました。
午後はカーミージーの海へ。目の前に広がる海に子供たちのテンションがアップ↑↑元気いっぱいに駆け出します。
海を観察する際の注意点の説明を受け、大潮で引いたカーミージーに入っていきます。
カニや魚を追いかけたり、岩場に潜む生き物たちを探索。
外見の特徴だけでなく、生き物ごとの性格なども聞くことができ、子どもたちもたくさんの発見があった様子。
カーミージーの海を10年以上観察し続けてきた鹿谷麻夕先生によると、なんとタツノオトシゴを発見したこともあるそう!
数十年前まではカーミージーの海の多くがサンゴ礁に覆われていたそうで、それを聞いた子供たちはそれぞれに海とサンゴの大切さについて考えている様子でした。
あすは海ごみやサンゴに優しい日焼け止めについての学習、そしてまとめ学習を行います!