海と日本プロジェクトのさまざまなイベントに参加しながら、海への理解を深め、
「海のキッズサポーター」として海のミライを考えていく、海のキッズサポーター。
沖縄には10名のキッズサポーターがいます。
今日はその中の一人、田中獅礼(たなかれお)さんをご紹介します!
▼様々な場所で大活躍
ご紹介します!と言っても、こちらのページをご覧の皆さんは、
すでにご存じかもしれませんね。
新聞などでも大きく取り上げられたように、
ビーチクリーンを通して海洋ごみの自由研究を行い、SDGsを実践し、
お住まいの自治体の首長にもボランティアごみ袋の制作要請をするなど、
非常にアクティブに活動されています。
最近では、RBCで放送中の「気ままにロハススタイル」にも5日間!通して出演されていました。
▼活動のきっかけと、海と日本プロジェクトとの関わり
獅礼さんは、2021年の3月から自由研究に向けて、海洋ごみの調査を始めたそうですが、
将来魚よりも海洋ごみが多くなるかもしれないというニュースを見て、
「弟たちが海の画を書くときに、魚じゃなくてごみを書くのでは」という危機感を持っています。
活動を開始してからは、海のキッズサポーターになっただけでなく、
海と日本プロジェクトのホームページや、アバサンシンのTwitterを見て海洋環境について学んだり、
海と日本プロジェクトに関わっている、同じような志を持った人の活動を参考にしているそうです。
▼祝!最優秀賞受賞
こうした活動や学習の成果が、大きな形で表れています。
未来をまもる子ども作文コンクール2021、アクション部門で最優秀賞を受賞。
また、県内の素晴らしい自由研究が集まる、
第61回沖縄県児童・生徒科学賞作品展の小学生部門で、最優秀賞を受賞しました。
受賞した作品は、これまでの海洋ごみ調査をまとめたもので、その一部を見せて頂きました。
・タイトル
「海洋ゴミ~僕らの美ら海は大丈夫?~いつまでも見たい海!遊びたい海!を守りたい」
母親の彩さん曰く、この18回目の調査は、
友達が自ら一緒にゴミ拾いに行きたいと言ってくれて、
学校から帰って来るなり急いで
『遊びに行ってくるから、ゴミ袋と軍手頂戴!友達のお母さんが一緒に来てくれるから、
ゴミ拾い行ってくるね!』と出かけたそうで、
皆んなのゴミ拾いが遊びに変わった、とても特別な回となったようです。
海洋ごみ問題に留まらず、
たくさんの出会いを学びや遊びに変えていきそうな獅礼さん。
海と日本プロジェクトin沖縄県も応援しています!