事務局の仲本です。
5月末から6月にかけて、沖縄のサンゴにとってある大切な出来事を行う時期なんです。
その出来事とは、産卵!!
サンゴは5月~6月の満月の前後の夜、すなわち大潮となるこの時期に産卵する事が多いのです。
夜の暗い海のなかで神秘的に漂うサンゴの卵たち。
今年もたくさんのサンゴの産卵が各地で確認できたそうです。
一見植物?と思いそうなサンゴは、実は動物なんです。
クラゲやイソギンチャクと同じ刺胞動物で、たくさんのサンゴが集まって群生しています。
いつも沖縄の海で見るサンゴ礁はひとつひとつのサンゴの集合体ってわけですね。
次の大潮は、6月12日~15日と27日~30日で、まだまだサンゴの産卵は続くそうです。
初夏ここの時期にだけ見ることのできる、サンゴの産卵。
満ち引きがない沖縄美ら海水族館でも産卵が確認されているそうで、どうやってサンゴはこの時期を
分かるのかはいまだ解明されていないそうで。
沖縄のきれいな海を育むサンゴがこれからも元気に生育できる環境を守っていきたいですね。