2019年5月に「恩納村サンゴのかるた」が完成して販売されています。
——–<概要> ※サンゴのかるた商品箱の裏面より———-
平成30年度サンゴ礁保全再生地域モデル事業
恩納村「サンゴの村宣言」プロジェクト
企画・監修:恩納村文化情報センター(恩納村教育委員会)
発行:恩納村
監修:豊永盛人(玩具ロードワークス)鹿谷麻夕(しかたに自然案内)
イラスト:恩納村文化情報センター講座「サンゴのカルタづくり」参加者
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2018年7月28日に世界一サンゴにやさしい村を目指した「サンゴの村宣言」が行われ、
そのプロジェクトの一環でサンゴのかるたが制作されました。
※「サンゴの村宣言」の様子はコチラのTV放送動画をご覧ください。
サンゴに関することをはじめ海のネタがいっぱいのかるた。
絵札も読み札も温かみとユニークさを感じます。
これなら気軽に楽しみながら学ぶことができますね。
ここで、かるた制作に監修で携わった「しかたに自然案内」代表の
鹿谷麻夕さんにインタビューしましたのでご紹介します。
(写真は昨年行われた海のこども体験合宿での講義風景)
Q.プロジェクトに参加することになったきっかけ
恩納村はサンゴ礁保全活動を進めており、恩納村文化情報センター主催で
「サンゴの絵本づくり」ワークショップがありました。その際、サンゴについて学ぶ
講義の講師を担当しました。
そのご縁で、かるたづくりにもご協力させて頂くことになりました。
Q.プロジェクトにおける鹿谷さんの監修の役割について
かるたづくりには、参加者にサンゴやサンゴ礁について知ってもらいたい、
またカルタで遊ぶ人にもそれを伝えたい、という目的があります。
そこで、かるたの読み札を考えるために、初めにサンゴとサンゴ礁について学ぶ時間を持ちました。
私はその部分の講師と、読み札作りのサポート、コメント内容の監修を行いました。
Q.かるたを制作するうえで注意したこと
サンゴをテーマに45枚の札を作るので、それぞれの札の内容が重なりすぎないよう、
参加者のみなさんと一緒に頭をひねりました。
また、科学的には間違っていない範囲で、参加者の発想をできるだけ活かした
読み札になるようにしました。
Q.このプロジェクトの魅力について
参加者の年齢に関係なく、個性的な言葉や絵が紡ぎ出されるのが素晴らしいです。
研究者や専門家からは出てこない発想にこちらがハッとさせられて、とてもよい刺激になります。
Q.制作中に印象に残ったこと
限られたワークショップの時間の中で、読み札、絵札がどんどんできていく様子を見るのは
とても楽しかったです。
参加者のみなさんの発想力と、豊永盛人さんのゆるやかで楽しい進行が印象的でした。
以上 鹿谷さんのインタビューでした。
かるたが購入できる場所:おんなの駅なかゆくい市場
金額:1,000円(税抜)
お問合せ先:恩納村文化情報センター
TEL (098)982-5432
皆さんも楽しくサンゴについて学びながらかるたで遊んでみてはいかがですか。