ダイビングインストラクターのレスキュースキル・知識の向上を目的とした
映像制作のプロジェクトが動き始めました。
主催は一般社団法人 沖縄マリンレジャーセイフティービューロー(以下 OMSB)です。
インストラクターはダイビングライセンスを取得する際に基本的なレスキュー技術や知識を習得しています。
しかし、定期的に知識をアップデートしたりスキルアップをして有事に備える必要があります。
海と日本プロジェクトin沖縄県の実行委員会の1つでもあるOMSBが定期的に実施している
水難救助員講習会や新しい認証制度のSDO(Safety Diving in Okinawa)については
昨年の海DO宝で放送していますので、詳しくはコチラの動画をご覧ください。
そこで今回取り組む映像制作は、もし事故に遭遇した際にどういうアクションが必要か、
また、その時どんなチェック項目が必要かを映像化して公開するというプロジェクトです。
5/23(土)にどんな映像内容になるかのイメージ確認を含めた打ち合わせが行われました。
映像の構成を作るうえで、何に注意して、どんなアクションを起こすかなど一つ一つ確認します。
OMSBのスタッフさんも体を張って実演しながら解説してくれました。
人命を救うことが何よりも大切ですが、レスキュー後には海上保安本部へ状況説明等もあるらしく、
事故の状況、その時の機材の状況などチェックしておくべき項目もしっかり記録しておくことも
とても大事で、それを伝えることも今回の映像の大きな目的の1つです。
今回の映像制作は海DO宝の撮影チームも一部お手伝いすることになりましたので、
梅雨明け以降で実際に海で撮影してきます。
完成は9月頃を予定していますので、続報をまたお届けしたいと思います。
沖縄のダイビング業界の質の向上とダイビングを楽しむ皆さんの意識の向上に
少しでもつながることを期待して撮影も頑張ります。
それでは9月の映像完成をご期待ください。