番組情報
2025.12.23

【2025#18】未利用魚のサメを美味しくいただきます

うるま市平安座島
0
美しい海と豊かな漁場を誇る一方で、漁師さんの頭悩ませてきたのが
「サメによる漁場被害」

与那原町漁協協同組合
大城 正幸 参事

1

真鯛やミーバイを養殖している方は前々から被害が。他に網をたくさん破ってサメが入ってくる被害があったり、漁具を壊されたりといった被害があります。3

 

そこで、5年前から漁師さんが持ち回りで取り組んでいるのが、サメの駆除55

この日水揚げされたのは、全長3メートルのイタチザメ6
重さはなんと280キロ!7

見学に訪れていた子どもたちは、8

「こんなに大きいんだなって思った」9

「考えたよりは12倍くらい大きかった」10

 

漁場を守りつつも、課題となっていたのは駆除したサメの利用方法
サメは捨てられていました。11

 

そこで手をあげたのが、サメ革製品を扱う
「RYUKYU SHARK 稲葉 悠さん」12

海外で革製品を買い付けしていた時に、サメの革で革製品を作ることができるとはじめて知り、沖縄でもサメの駆除をやっているけど、そのまま捨てられて有効活用されていないと思ったのが始めたできっかけです。13

 

一体一体丁寧にさばいたサメは、革製品や木造船(サバニ)の保護剤に再利用1415

さらに「うるま市民食堂」では、サメを使った新たなメニューを開発!

うるマルシェ
西兼盛 大和 マネージャー17

サメの身の部分があまるので、どうにか協力できないかとメニューを考案しました。

 

フリッター粉でサメを揚げて、ふっくらしたサメにサルサソースで味付けして美味しくなるように考えました。161819

サメのフリッター
(サルサソースがけ)

食欲をそそぐサルサソースがたまりません!

 

うるマルシェ
大須賀 純さん20

サメの漁に合わせて、期間限定で販売しているのですが、「大変美味しい!」
と好評です。

 

海の恵みをいただく新たなグルメ皆さんもいかがですか?22

アリガトウ!イタチザメ!23

 

 

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