番組情報
2025.03.12

【2024#36】海洋環境変化対応プロジェクト

東京都港区にある日本財団にて、日本財団、全漁連、東京大学大気海洋研究所による
「海洋環境変化対応プロジェクト」がスタートすると発表されました。012

 

これは海水温の上昇などにより魚の生息域が移動するといった海洋環境の変化を把握し、漁業者と研究者が連携して対応策を考えようというもの。3

全国漁業協同組合連合会
坂本 雅信 代表理事

海水温の上昇によって今まで獲れていた魚が獲れなくなってしまう、違う魚が来遊してきてしまう、さらに養殖しているワカメや海苔、昆布が全然とれなくなるおいう変化がおきてしまう、そういう状況にあります。4

 

沖縄県では、海水温の上昇により、「サンゴの白化現象」が問題となっている他、瀬戸内海では、足のないタコの報告事例が相次いでいることなどが紹介されました。56

日本財団
笹川 陽平 会長

このままではいかんと、学問的な見地で、ご指導を受けながらもしっかりとモニタリングをすることによって、大きく言えば食料安全保障という言葉を使っても良いかもしれません。
食生活に欠かせない水産物の管理をやっていただこうと。7

 

東京大学 大気海洋研究所
兵藤 晋 所長

過去から現在までどのような変化があったのか?今後どのような取り組みをしていくべきなのか?そいいったことを示す事ができるよう力を尽くしていきたいと考えています。8

 

すでに若手の漁業者を中心に、12道府県13の地点でデータ収集がはじまっているんだそう。10

日本財団
海野 光行 常務理事

今回参加していただけるのが若手の漁師さんという事で、一番現場に出て海の変化を感じておられると思います。19

これまでは一部地域の原因や結果、対策を行っていたものを、日本全体で取り組んでいけるようになるのが画期的かなと思います。

 

全国漁青連
川畑 友和 顧問

自分の将来に向けて漁業が続けていけるのか?という現状に直面しています。何故そうなっているのかという原因が分かっていないので、データを見た時にこういう変化があるから、こうなっているよねと、次の世代の参考にしてもらえるようにやっていこうとという気運が高まっています。1112

 

 

【YouTubeはこちらより👇】

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