番組情報
2025.03.05

【2024#32】【地元小学生の協力も】アカウミガメからウミショウブと生態系を守る!石垣島で進む環境保護活動

「石垣市野底崎」かつてここには、水中植物「ウミショウブ」が生い茂っておりました。02

国内では石垣島と西表島の浅瀬だけに見られる絶滅危惧種の海藻で、ここ数年、ある原因で急速に減少しています。3

エコツアーふくみみ
大堀 健司さん

2020年頃からアオウミガメがたくさん増えて、ウミショウブを含む海草を食べだしたことが原因です。4

 

大堀さんは、石垣島でエコツアーショップを開業。56
エコツアーの傍ら、2008年から環境学習の一環で、石垣市立野底小学校と一緒に「ウミショウブ」の観察を行ってきました!7

海草が生えていることころにはたくさん魚や生き物が集まるんですね。9
そこが隠れ場所だったり産卵場所だったりするので、それが失われてしまったので、生物多様性を守るための場所を回復させるというのが大きな目的です。10

 

海の生態系にとって大きな役割を果たす、ウミショウブを復活させるべく、クラウドファンディングを立ち上げ、その支援金でウミショウブをアオウミガメから守る防護柵の設置や、養殖の研究などに活用しています。1112

アオウミガメが入ってこれないってだけで、ウミショウブだけではなく、他の海藻もどんどん育っています。1314
設置したのが昨年5月なので3カ月で外と違う状況が見えてきました。

 

共に保全活動をしてきた野底小学校では、教室に水槽を設置してウミショウブの生育の観察をしています。1516

はじめの長さがこのくらいで、今は45cmくらいまで成長しました!この水槽で花を咲かせるという目標があるので、私が卒業するまでに花を咲かせてみたいです。1718

 

大堀さんと野底小学校の保全活動が評価され、「野底ウミショウブ群落」が、去年、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。19

地元で生まれて育つ子どもたちにとっては、この自然が宝だと思いますので、これを誇りに思えるような環境教育を今後も続けていきたいです。20

 

 

【YouTubeはこちらより👇】

 

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