番組情報
2024.10.01

【2024#13】【日本財団報告】海の重要性認識と好感度のギャップについて

7月11日、東京都港区にある日本財団にて、「海と日本人」に関する意識調査の結果が発表されました。0

 

これは、日本人が海に対して持っている意識や行動の実態を明らかにすることを目的としたもので、2017年より2年に1度実施しているものです。2

今回の調査結果では、「海は大切な存在だ」の回答の割合に変化はないものの、「海が好きだ」の回答した割合は減少傾向にあり、気持ちや環境の面での海離れが明らかとなりました。3

 

日本財団
海野 光行 常務理事

「海を好き」という感情面が必要なのかなと。4SDGs等の周知mにより、知識として「海は大切だ」という認識はしていると思うが、これを「自分ごと」に変えるためには、海の多様な親しみ方・・海+αの楽しみ方を増やしていく事で、今の世代にマッチしていくのではないかと思います。5678

「海の幸を食べる事が好きだ」の回答は、「海が好きだ」と回答した割合より多かったことや、

「海洋生物のニュースを見た」「水族館を体験した」人の半数以上が海に興味や関心を持ったと回答していることなど、食や体験は海に関心を持つきっかけになることが示されました。910

 

私たちの生活の基盤は海洋国日本「海」だと思っています。11

海に関わる知見や担い手が薄くなっていく可能性があります。
海から人がいなくなってしまった時のマイナス要因が非常に大きいので、ここの所は食い止めたいです。

 

その上でカギとなるのは、行動力や発信力がある若い世代だといいます。1213
高校生を社会問題解決のためのパートナーと位置づけ、これからも協力していくほか、75%が海に行きたいと答えた小学生が、もっと海に親しめる環境を構築していきたいと語ります。14

子どもが幼い時期から海と関わり、親しみ、海と触れ合える場をつくっていき、誰でも海と触れ合える状況というのを海と日本プロジェクトの中では実証していく、これが私たちの役割のひとつでもあると考えています。1516

 

 

【YouTubeはこちらより👇】

 

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