海と日本プロジェクトin沖縄県 海DO宝(うみどぅたから)
リポートは私、比嘉恭平がお届けいたします!
今回は沖縄本島南部に新しい水族館がオープンしたということで、
豊見城市にある「DMMかりゆし水族館」に行って来ましたよっ!
早速スタッフさんに案内されたのは水槽ではなく、なんとシアタールーム。
そうなんです。このDMMかりゆし水族館、
コンセプトが最新の映像技術を駆使したエンターテイメント施設。
まずは綺麗なパノラマの映像で沖縄の風景を鳥になったような壮大な視点で楽しませてくれるんです!
映像が後半になると扉が開き、水族館内へ入ることが出来ます・・・
がしかし!そこは水族館とは思えない意外な風景が。
そう!森なんです!そこはもうジャングルなんです。
あたふたと混乱してると「こんにちはー」とさわやかに声を掛けてきたのが、市川大介館長。
市川館長の第一印象はお若いっ!そしてなんてさわやかスマイルが光るお方!
市川館長に水族館なのになぜ入り口が森なのかという素朴な疑問をぶつけてみました。
「海の生物を楽しんでもらう前に、まずは森に生息する生物も楽しんでもらいたい。
まずは地上の水辺の生き物を見てもらい、海の中へ潜ってもらいます。」
え?海の中へ潜る?どういうことですかと投げかけると
「あとでのお楽しみです。」
と館長。わかってますねー。焦らし方わかってますー。
しかもこの森のエリアにある琉球石灰岩は海外で特別に発注して沖縄まで運んだこだわりよう。
個人的に一番驚いたのはこのエリア内で流れている鳥のさえずりや木々のざわめきはなんと
実際にやんばるの森にスタッフが赴いて収録したんだそうな。
すごい。すごすぎる。最新の映像表現と空間演出駆使しているのにそこはアナログ!
熱量がひしひしと伝わってきます。
森のエリアには小さな生物はもちろんワニや大きい水辺の生物はもちろん、
ある仕掛けがお客さんを楽しませてくれます。
その仕掛けとは、エリア内の特定のポイントに出現する動物達。
フクロウはもちろん、ヤンバルクイナにイノシシ、蝶など。
一見素通りしてしまうポイントに楽しい映像演出が仕掛けられているんです。
こちらは是非会場でご体感ください♪
そして一通り森のエリアを堪能したあとは、いよいよ海のエリアへ。
市川館長が言っていた”海へ潜る”とは。
館長の案内で海のエリアにつながるエスカレーターに乗ると・・・・
うはっ!潜ってる!海の中へ潜ってる!
いやぁすごい。これはもう!みなまで言うとアレなんで是非みなさん会場でご体感いただきたい!
海の中に入ると出迎えてくれたのは、色鮮やかなサンゴたちと海のかわいい生物達。
360度いろんな角度から間近でかわいい生き物が見られるので子供達にも大人気ポイントです。
その他にも幻想的でインスタ映えが間違いない鏡張りのクラゲのエリア。
ペンギンエリア、そして一際目立ったのが地面から天井までぐるっと岩で囲まれたエリア。
岩の奥にはスクリーンが設置されており、綺麗な青空が広がっていて、
その下には熱帯魚やエイなど海のかわいい生物が間近で見ることが出来ます。
次のエリアに移動しようとしたら雨の音が聞こえて振り向くと、
さっきまで青空だったスクリーンに雨雲が立ち込め雷まで鳴るではありませんか!
これぞバーチャルとリアルの融合。スクリーンで刻々と変わる景色を見ながら
リアルな生き物を楽しむ。これぞ最・先・端!
そのほかにも大型水槽を上から!そして斜めから!そして最後は正面から!
色んな角度で楽しめる演出、色んな海の生物が”実寸大”で登場する液晶スクリーンなど
楽しめるエリアが盛りだくさんで書ききれないくらいです(笑)
市川館長に”この新しい水族館を訪れる皆さんにどんなことを伝えたいですか”
という質問に対して僕が印象に残っている言葉は
「水族館で出会った生き物達に、自分の足で実際に会いに行って欲しい。」
やはり大自然で力強く生きる生物に勝るものは無いですね。この水族館で見て、
遊んで学んで実際に自分の足で自然を訪れて生き物と触れあう。
そのきっかけになれば嬉しいという館長の言葉がとても印象的でした。
また館内の各エリアには端末が設置されていて、
専用アプリをインストールしてかざすとお家に帰ってからも楽しめる仕掛けがあるんだそうな。
みなさんも是非、豊見城市にオープンした「DMMかりゆし水族館」行ってみてはいかがでしょうか♪
<放送動画はコチラ>