海と日本プロジェクトin沖縄県 海DO宝(うみどぅたから)
私、島袋寛之(TSJ)が沖縄調理師専門学校で魚をさばく教室、その名も「さばける塾」を体験してきました。
実は僕、趣味で魚釣りをしていて魚がさばけます。でも鱗と内臓を取るところまで。料理は全くできません。
僕ができない三枚おろしをすると聞いて、この機会に覚えて帰ろうと気合を入れて参加させてもらいました。
参加者は、30名以上いて親子で来ている方が多かったです。
参加理由で興味深いなと思ったのは、子どもが魚を食べられないので料理を一緒に作ったら
食べられるようになるのではという思いを込めた親子でした。
これを機会にその子に魚が好きになって欲しい!
さて、さばける塾は金城助先生のグルクン三枚おろしのデモンストレーションから始まりました。
軽快なトークに説明しながらの魚さばきはかっこ良かった。
ああいう風にできるようになりたい!やる気は鰻登り。
だがしかし、いざ実戦となると金城先生がさばいていたように自分の包丁が動かない。
選んだ魚のせい?包丁の切れ味のせい?いや僕の腕の問題か!?
などと考えながら魚と格闘してどうにか三枚おろしが完成。
よく見ると魚の切れ口はぼろぼろ、中骨のところには身がたくさん付いているという散々な結果だが
味付けでカバーをしようと決意。
この後、三枚おろして調理するメニューが「グルクンのあんかけカレー風味」。
金城先生の2回目のデモンストレーションが始まる。
またも金城先生は神業を披露。あんかけ用の野菜を喋りながら手元を見ず、リズミカルに千切りにしていく。
・・・あれがやりたいとまた思ってしまう。
次は僕の出番。やはりリズミカルに千切りは出来ず。太さがバラバラ。どうしてなんだ!
と考えても仕方がないのでフライパンに火をつけ、カレー味が付いた小麦粉をまぶしたグルクンを投入。
出来上がったら皿に移し、今度はあんかけを作る。
最後にできたあんかけをトロッとかけると、あら不思議なんとなく形になっているじゃないですか。
いやむしろお店で出してもいいレベルと自画自賛。
いよいよ実食。グルクンの身をパクリ。お、お、おー、うまい!これはいける。
自分でさばいて食べるとこんなにもおいしいのか。これはいい!またやってみたい。
次は、自分で釣った魚で、自分で料理して食べてみよう。
この体験から魚を好きになっていく人が増えていくようにと思いました。
またさばける塾に参加したい!
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