海と日本プロジェクト in 沖縄県 海DO宝
26回目となる今回は宝眞榮日也美がお届けします!
今回私がご紹介するのは宜野湾漁港で開催されました「楽歌祭with宜野湾はごろもハーリー大会」。
ハーリーとは、沖縄の伝統漁船サバニを使った競漕の事で、昔から航海安全や豊漁祈願として県内各地で行われています。
宜野湾でのハーリー大会は実に8年ぶりとの事で参加者から熱気が伝わってきました!
私も見ていたらつい熱が入り、頑張れー!と何度も声を出して応援してしまうほど盛り上がりました!
午前中は中学生の部が行われ、市内の学校8チームがエントリー。
午後からは一般の部が行われ職場チームや家族親族、有志による48チームがエントリーし、それぞれのチームワークを発揮し元気に楽しく競い合っていました!
8年ぶりとなる宜野湾でのハーリー大会を開催した理由を大会実行委員長の前森さんにお話を聞いてみたところ・・・
元々楽歌祭というイベントがあったみたいで、でもせっかくだから漁港を使って地元の子供たちにぜひハーリーを体験させ、
ハーリーの歴史や行事などを知ってもらいたい、そしてハーリーを通してもっと海を知ってほしい。
知ることで海にゴミを捨てなくなると思うし、海を身近に感じて大切にしてもらいたい。
そしていずれは後継してほしいという熱い想いから、去年から計画して開催したそうです。とても素晴らしいですよね!!
また子供たちが中心となるため安全面にも気をつけていて、宜野湾警察と消防署に依頼をして、
子供たちがサバニから落ちないように、また落ちてもすぐに救助できるようにと救助隊を派遣していて、しっかり安全の体制を整えていました!
実際にハーリー大会にエントリーした中学生の皆さんにお話を聞くと、すごく楽しかった!
漕ぐのが大変で、腕が痛くなったりもしたけど、チームワークも深まるしとても良かった!など、子供たちがハーリーを通して感じたことや楽しんでいるのが伝わりました。
一方ステージでは太鼓や空手の演舞、お笑いライブにダンスなど会場を盛り上げていました。
ハーリー大会に参加する方だけでなく、ステージに出る方や応援する側もみんなが安心して楽しめるとても魅力溢れるイベントだと思いました!
今年から改めて毎年開催する予定だそうです!将来を担う地元の子供たちのためにも、これからも是非長く続けてほしいと思ったイベントでした!
ぜひ興味があるみなさんも来年の「楽歌祭with宜野湾はごろもハーリー大会」へ足を運んでみてください!
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