海と日本プロジェクト in 沖縄県 海DO宝
今回のリポーターは琉球トム・クルーズこと村山 靖(TSJ)が担当させて頂きました!
僕がお届けするのは“トライアスロンの聖地”とも呼ばれるこの沖縄に誕生する新たなトライアスロンの大会!その名も『沖縄国際トライアスロン』
宮古島や石垣島でも有名な沖縄のトライアスロンですが、アーバン・リゾート型トライアスロンとして注目されているこの大会。
ぜひ選手の皆さんには沖縄の青い空、青い海を堪能しながら頑張って欲しいと思います。
その願い叶ってか、大会当日は見事な快晴!
「良いトライアスロン日和だぁ~」なんて考えていた僕に、まさかの情報が。
「昨日の台風6号の影響で、スイムの競技は中止です」
…ん?中止?!
「スイム競技は中止して、バイクとランのデュアスロンとして行います」
なんだって~!?
スイム中止の理由としては台風通過後も海域への影響が強い予報が発表され、さらに台風に対する地域の安全確保に人員が配備され
大会救護へ十分な人員が整わなくなったためとの事でした。
海を体感して頂きたかったのですが競技は安全第一、これは仕方ありません。
選手の中にも、スイムが中止になって少し残念という声もあったのですが、大会運営の英断で無事故に繋がっていると考えると本当に素晴らしいです。
さて、台風の影響でレース内容がデュアスロン (第1ラン・バイク・ラン)となりましたが、大会に出場する選手たちは開会セレモニーでも気合十分な表情で盛り上がっていました。
そして国際大会だけあって海外から参加している選手も多く、台湾やアメリカから参加している選手もいて大会をさらに熱くしてくれます。
選手たちは那覇市若狭にある龍柱横に引かれたスタートラインから出発し、ゴールの波の上うみそら公園を目指します。
そのコースの中でも選手たちを苦しめたのは泊大橋の坂道。長く勾配のある坂道は鍛えられた選手たちの体力を奪っていきましたが、
走り終えた選手たちが話してくれたのは「坂道は大変だったが沖縄の海が望める景色が素晴らしかった」「次は沖縄の海を泳ぎたい」でした。
やっぱり沖縄の海は目も心も惹くんだなぁと改めて思いました。
最後に本大会実行委員の森兵次さんにインタビュー。
「選手たちの安全を一番に考えた。スイムは中止になってしまったが、ここ沖縄県那覇市で都市型の国際トライアスロン大会を開催できたのは本当に嬉しい。
さらに大きな大会にもつなげていきたい」と語ってくれました。
沖縄の青い空と青い海のもと、新たに誕生した『沖縄国際トライアスロン』。
この沖縄の海と共にずっと続いていって欲しい。そう思える様な素敵な大会でした。