海と日本プロジェクト in 沖縄県 海DO宝
私ナツコ(TSJ)が行ってきたのは糸満市にある米須海岸。
この日は生憎の天気だったんですが、早朝にも関わらずたくさんのサーファーが波に乗っていました。
そんな中、現役サーファーで沖縄サーフィン連盟の理事長でもあるお父さんとやって来た宮城和真プロ。
昨年現役高校生でプロのサーファーになった和真選手との初対面は、まだあどけなさの残る笑顔でハニカミながらあいさつを交わしてくれる気さくな若者だな〜って印象から撮影がスタートしました。
幼い頃からお父さんについて海に来ていたという和真くんですが、自然とサーフィンに乗るようになり、いつしかプロを目指し数々の大会にも出場したりと、今となっては「サーフィンは生活の一部です」と話してくれました。
今、一番の目標は?という質問には、
「2020年の東京オリンピックで日本代表に選ばれることです」でもやっぱり日本代表に選ばれる為には条件があって、まずは国内プロランキング10位以内に入り強化選手に選ばれる事なんだそう。
その為にも今は下半身の強化に力を入れてトレーニングしてるそうです。話を聞いてる内に、サーフィンをやった事がない私は、いつか波に乗るその日を想像し、サーフィンデビューには欠かせない基本の動きを和真選手直々に教えてもらっちゃいました。
陸でボード無しの状態でうつぶせになり、そこから中腰にスッと立ち上がるという単純な動きだったけど、見た目とは裏腹にバランスを取るのが難しかったです。
ポイントは「立った時の目線を下げない!真っ直ぐ前を見る!」和真くんのアドバイスで何とか立てた私に「いい感じです!」と嬉しい言葉を!
そして離れた所から見守っていた豊和お父さんにも、いいね!のジェスチャーを頂いちゃいました。嬉しかった〜!
でもちょっと体験して感じた事は、サーフィンは簡単じゃないって事。体作り、体力作りがまずは必須なんだな〜。本当にすごいな〜と思いました。
他にもオリジナルボードについてや、「波に乗るなら晴れてる日がやっぱり気持が良いです」なんて他愛もない話をしながら撮影は順調に進み、その中で印象的だったのが、小学生の頃ケガをした事がきっかけで一度サーフィンを離れ、別のスポーツをやってみた時のこと。
でも離れてやっぱり「サーフィンがやりたい」「サーフィンが好き」って気持ちに気づけたんだそうです。
そして撮影最後の質問、沖縄の海は県外海外と比べてどうかな?
「沖縄の海は世界にも負けないぐらい素晴らしく沖縄の海には感謝しかないです!」と地元の海への熱い思いを話してくれました。
そして更に最後の最後に、ゴミを拾う和真くんの姿にキョトン、、、えっ?たまたま?、、、、
ではないっ!?!ワンハンドビーチクリーンといって、海から上がったらボードを持っていない片方の手でまずはゴミを拾う!という活動なんだって。
どうりで米須海岸きれいだな〜って思ったんですよね。大切な沖縄の海をみんなできれいにしよう!って気持ちが沖縄の明るい未来に繋がっているだな〜とあったかい気持ちの中撮影は終了しました。
終わったと同時に海に向かう和真くん。きっと1分1秒も無駄にしたくないんだろうな〜。「プロになってサーフィンを仕事として意識するようになって気持ちもトレーニングも色々変わりました。」って話していた事を思い出しました。
沖縄を担う若手プロサーファーとしてこれからの活躍に目が離せないです!!