【荒天の為、大会が途中で中止となり番組放送はありませんでした。レポートのみです】
スイム・バイク・ラン。
3種の競技から成る過酷なレース、トライアスロン。
6月26日に、うるま市の海中道路を舞台にあやはしトライアスロン大会が行われました。
この大会は国体出場にも影響する大事なもの。台湾など海外からの猛者も参戦し、会場には500人を超える参加者が集まりました。
沖縄の海を泳ぎ、海風に吹かれながら走る。トライアスロンはまさに海のパワーを全身で感じるスポーツです。
しかし、その分自然の影響をもろに受けてしまうスポーツでもあります。大会当日は不幸なことに、バイク競技中に強風と豪雨に見舞われ、選手の安全面を考慮して途中で中止になってしまいました・・・。
トライアスロンはよく人生に例えられます。
いいこともあれば悪いこともある。辛いこともあれば楽しいこともある。目の前に立ちはだかる困難を乗り越えて、前に進まなければならない。競技中に自分自身と見つめ合うのも、トライアスロンの醍醐味と言えます。
国体出場を目指していた我那覇昭子選手は「せっかくいい記録が出そうだったのに・・・」と大会の中止に悔しさをにじませました。
この日のために準備を進めてきた大会の運営側としても、中止は苦渋の決断だったに違いありません。
しかし、トライアスロンは〝人生〟。人生の中ではどうしても避けられない出来事も起こってしまいます。最後まで選手の勇姿を見届けることは叶いませんでしたが、トライアスロンの熱は十分に感じることができました。